コメント一覧: 伊豆稲取便り

昨夜、詩画集の注文メールを伊東市にお住まいのMさんから頂きました。「伊豆稲取便り」での紹介を見て、とのことで、早速、遊びにきました。
こんなに大きく、拙詩画集をご紹介くださり、感無量です。ありがとうございます。ご紹介頂いた二編は、ベルミランという婦人服の会社が顧客へ配布する企業カレンダーに採用され、読まれた御婦人方からの感想がベルミランに大量に押し寄せて、驚くと同時に、母親は、みんな「一個人」としての自分を持っていることを改めて思い知りました。
私自身、「ママは、ママだけじゃないの」と、ときどき子供達に
言いたくなるときがありますが、そのことを理解するのは、もう少し大人になってからでいいと思い、のど元でこらえています。

inadaさんは、いつも、母と子をテーマにした詩を取り上げてくださいますね。ご自身がお母様との優しい思い出をたくさん持っていらっしゃるからなのでしょうね。

私の父母は９５歳、９６歳と長寿を全うしました。父が他界したときは一文を草して私なりの区切りが出来ましたが、母の場合は４年が過ぎて未だに区切りが出来ておりません。
多分、「少し泣」くことが出来ず、やみくもに泣くだけの器量しか備わっていなかったからだと思っています。
浅田さんの詩はその「少し泣」く情感が人の心を打つのでしょう。