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きょうは衆議院議員総選挙の日。私たちも昼前に役場へ行き、投票してきました。

漁港では台風接近で海が荒れているため、船がこぞって陸揚げされています。この漁港ではその場所が３箇所あって、殆どがそこに格納されます。

格納場所にはワイヤロープを巻く機械がところどころにあり、引っ張り上げは一人でも出来るようになっています。車の保管場所はその車固有の場所を届け出る必要がありますが、船の場合はどうなのでしょう。届出が必要でなくとも、それぞれ場所は決まっているのでしょうか？

定置網を張る平らな船は大きいせいか、岸壁から少し離れたところにロープで岸に繋留されています。私たちが投票を終えて役場から出てきたとき、大勢の人が小さな船に乗り込んで、船からのロープを波止場２箇所に繋ぐ作業をしていました。

このように両岸から引っ張る形にしておけば、流されないですむし、台風に押されて、岸壁に激突することもないでしょう。

こういった作業は漁師がみな互いに助け合って行われています。自分の船さえ確保すれば、ということではなく、港町には互助精神が立派に生きているようです。

普段から、たとえば、漁を終えて港に戻ったとき、もやい綱を岸に止めたり、船を洗うために水道のホースを伸ばしたり、獲物の水揚げを手伝ったり、などなどの姿をよく見かけます。

時間がたつにつれ、波止場に波が押し寄せ、堤防を乗り越えてゆくのも観測されます。明日にかけて、台風が過ぎるまで家の中でじっとしていることにしましょう。