一瞬、これは自然の技ではないなと思いましたが、実際はどうなのでしょうかね。注連縄が両者に渡してあります。クライミングも可能かと思われました。もちろん、今回はそんな遊びは控えました。
背後には”合いの沢”からの水が滝のように落ちていました。もっとも、フナさんによれば、エンゼルリゾートマンションを含めた唐沢地区一帯の排水が”合いの沢”に集まっているらしいので、ちょっと興ざめです。
注連縄に敬意を表して、二枚の岩の間の通り抜けは遠慮し、きょうはこれで引きあげることにしました。帰りは慎重にロープを使って一気に旧国道へ戻りました。
ついでに黒根への道をたどってみました。しかし、黒根岬との間にある海岸へ突き出たもうひとつの尾根状の部分の手前で、道は大きく落ち込んで跡形すらなくヤブが山の斜面を深く覆っていました。
ぎりぎりまで深追いはしなかったものの、この先はやはり無理かと思われました。ここは多分、高巻きして尾根を乗っ越すしかないかも知れません。向こう側には土砂のデブリが待っているはずです。まあ、この辺で。止めておきましょう。
それにしても、友路橋から旧国道へ降りる道はしっかりしているのですから、その部分を整備して、あとは眼前のヤブを払えば、上から見下ろせる立派な観光スポット“はさみ石”の展望台になると考えますが、いかがでしょう。そんな動きがあるとも聞きます。
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