奈良本から龍淵院へ
2013-09-02


そして間もなく、見覚えがある場所に到着しました。前回、「むらみち」から上がってきた場所でした。前方に天城の山が展開しています。これにて、片瀬の宿題一件は落着しました。さて、もう一つ。それは龍淵院の裏山から古い道を辿って山門に出ること。

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さて、その後は学童通学路に合流し、“さかい松”の峠から寺の背後へと向います。小学校への道を分けて尾根道を進み、最初の枝道を左に入って行きます。ここに来て別荘の雰囲気の建物がポツンポツンとあり、ついに前方に片瀬の海が目に入った先に、洗濯物が干してある別荘風の簡便住宅の脇から石段を下りて行きます。
 


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前方は鬱蒼たる竹林でした。倒木ならぬ、倒竹が行く手を阻み、クモの糸が絡みつくのを我慢して強引に下りて行きます。間もなく、踏み跡は左右に分かれました。右の道は谷を右から巻くように水平に続き、左は谷に併行して下っています。ここは迷わず左の道をとりました。


道はやがてある程度広い抉れた道となり、倒竹はあるにしても安心してこれに従える雰囲気です。足下は枯葉や枯れ木のみで、繁茂した下草がないのが助かります。前方にコンクリートブロックが現れ、左にやはりコンクリートの小さな施設を見て、ついに寺の脇に出ました。軒先を回って境内に躍り出たのでした。
 


本堂には数人が詰めて、これから法事が行われようとしていました。山門に向って頭を垂れると、今回の目標の片瀬分が完結しました。その後、街中に出てから日差しの強さに閉口し、これ以上の無粋な彷徨を断念することにしました。白田の分はまたの機会にしたいと思います。


動画があります[LINK]


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