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<稲取アルプス(角力塚)から稲取港と大島>
動脈硬化が現在どの程度進んでいるか、を知る検査の一つにABI/CAVI検査があります。検査は簡単なもので、両足首及び両腕の血圧と、心電図の測定だけです。血圧の測定では右足・右腕と左足・左腕の4か所を同時に測定してから、また左右別々に負荷をかけて測定します。
CAVI(心臓足首血管指数)は動脈の硬さの程度を表します。数値が高ければ動脈硬化が進んでいることになります。一方、ABI(足関節上腕血圧比)は足の動脈の詰まりの程度を表し、こちらは数値が低くなるにしたがって、狭窄や閉塞の可能性が高くなります。
2年前のこの検査で、「血管年齢が平均年齢を下回っています」という結果を得て大分自信につながりました。きょうは最近歩くのに難がある女房殿と一緒にこの検査を受けてまいりました。私の場合は、前回よりわずかに老化していますが、それでも、血管年齢は年齢平均を17歳程度下回り(詰り58歳)、動脈の詰まりの程度は正常範囲内にあるという結果を得ました。
心配なのは女房殿の計測値で、血管年齢が平均年齢をオーバーしていました。ABIもCABIも標準値外の数字で、「動脈硬化の虞がある」「血管が狭窄または閉塞している虞がある」という診断です。
そこで医師の指示で超音波検査(エコー)を行ったのですが、特に血管の詰りは認められないという結果を得て、先ずは安堵いたしました。ただし、普段一定の距離を歩くと、筋肉痛を起こし連続して歩くことが出来ないという問題がある以上、何らかの要因が隠れているはずです。今後、何らかの対策が必要と考えています。
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