ふれあいの森のHL 5
2019-07-15


今年は例年より寒い日が続いており、本人の健康が心配です。また、それだけでなくこのふれあいの森は遊園地、公園でもあります。多くの町民が気を許して過ごせる憩いの場所でなければなりません。そのことを考えると、やはりこの問題は何とかしなければなりません。


 
手を差し伸べても本人が何故受けないのか、何か事情があるはずです。だいぶ前に三筋山の山頂で出会ったことがありました。しかも山歩きにしては軽装だったにもかかわらず、東の猿山を抜けて寒天林道から河津に出るということでした。そのコースを歩くということは単なる観光客の物見遊山では暴挙と言ってよいでしょう 。ホームレスでこんな山歩きをすることを考えると、この方は究極のアウトドア・ウーマンではないかとさえ思えるのです。


 
ですから、形だけ相談に来るようにと言うだけでなく、どんな生活志向をもっているのか親身になって話を聞いてあげなければなりません。その上で、この人に最適な生き方を一緒になって模索する心構えが肝要かと思われます。  それなら、オマエがやれ、と言われそうですが、個人の善意には限界があります。やはり、その前に行政が、役場の担当者が、そして福祉事務所なり、NPOなり、この問題の専門家に汗をかいて欲しいところです。稲取は観光と福祉の町なのですから。

彼女がふれあいの森のトイレを住処にしていることが分かってから、間もなくの頃、ゴミ収集所のゴミ箱をあさっている姿を見たことがあります。そこまでしているのかとガッカリしましたが、ホームレスでお金に余裕がある人など、通常では考えられませんから仕方がないことかも知れません。でも、あの超能力の保持が予想されるような彼女には不似合いな感じがしたのも事実です。

 

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こんなこともありました。「小鳥のランドマーク」の展望台からハチマキ道を下ってゴールに向かう、急な登りの「心臓破りの丘」までの間は毎年梅雨時にアジサイの花が道の両側を埋めています。そこを歩いていた私の後ろから声が飛んできました。彼女の声でした。


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