白田でもセッコク
2021-05-07


きのうは午後になって急に迂回路を歩きたくなって出かけました。いろは坂から水乗りに上がって、保育園の脇を新白田トンネルへと向かいます。途中、車道沿いにトベラの花木が所々で白い花を咲かせています。低木ではありますが、垣根に見るそれよりもこんなにも背を伸ばせるんだなと感心しながら歩き、「アニマルキーパーズカレッジの入り口に到着。アスド会館の体育館のほうは今どうなってるのだろうかと思いを馳せます。町の健康講座が中止になって以来、久しく訪ねてはおりません。気になります。
新白田トンネルの中は相変わらず明りが暗く、車道より少し高い位置の歩道を時々踏み外しそうになります。ここを歩く人は懐中電灯を用意した方が良いでしょう。トンネルを抜け出て先ず前方に目をこらします。広い道が右にカーブする地点、即ち第2榛の木沢橋から大倉橋にかけて生きものがいないかどうかを確かめます。時にはサルの群れが車道いっぱいを占拠していることがあり、この迂回路を歩く時の一番のネックとなっているのです。今回は無事通行出来ました。

そして、水道の中継施設から迂回路を離れ白田海岸に向かって下りてゆきます。勝手知った道ですが、季節ごとに歩く周囲の雰囲気は常に新鮮です。墓地を過ぎて間もなく民家が現れ始め、とある庭に何と、セッコクを発見!
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どうやら立木を切って、うまくセッコクを着生させたようです。ピンク色が濃くてすばらしい。新しい芽も出てきているようです。
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野に放って作り上げる技は”巧まざる匠のそれ”を思わせます。

これで今回の白田訪問に充分意味を持たせることができました。足取りは軽くなって下ってゆきます。やがて東京理科大の研修保養所を通過し、白田海岸が見えてきたところで農家の方にお話を聞かせてもらうチャンスに恵まれました。これについてはまたの機会に譲りましょう。





[花]

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